【発芽玄米とは】
発芽玄米とは、玄米を32℃前後のぬるま湯に丸一日つけて、少しだけ芽を出させたもので、文字通り「発芽した玄米」です。 玄米を発芽させることによって、硬い皮(ぬか)の部分が柔らかくなり、炊きやすく食べやすいお米に変身します。 「白米より玄米の方が健康に良い」という事は沢山の人が知っています。 でも実際に玄米食を実行している人はわずかです。 その理由として、玄米は長時間の漬け置きが必要、圧力釜での炊飯など手間がかかること、また炊き上がりも硬くて食べにくい、消化が良くないなどの難点があげられます。 ところが玄米を発芽させると、普通の家庭用炊飯器で白米と同じように炊くことができ、炊き上がりもふっくらとして柔らかく食べてもおいしくなる事がわかりました。 また白米と同じように炊けるので、好みの割合で白米に混ぜてさらに食べやすくすることもできます。 植物の種は発芽する時、新しい体を作り育てるために必要な栄養素を自ら全て用意します。 発芽する時の種は、最高の栄養素を含んだ状態なのです。 玄米もイネという植物の種ですから、同じ事が起こります。 それまで玄米の中で眠っていたいろいろな酵素が一斉に活動しはじめ、栄養成分をどんどん変化させます。 アミノ酸、ギャバが増加し、玄米中では互いに結合していて吸収しにくいミネラルとフィチン酸(IP6)の結合が離れて、両方とも吸収しやすくなります。 この変化は食感や味にも大きな影響をあたえます。 新芽が出やすいように玄米の皮は柔らかくなり、またでんぷんが分解されて糖分が増したり、旨み成分のアミノ酸が増えるため、独特の甘みとおいしさが生まれるのです。 しかし芽が伸びすぎてしまうと、生長を始めた芽が栄養素をどんどん消費してしまうため、栄養価はぐんと下がります。 最も栄養価が高いのは、芽が皮を突き破って出てきた段階、0.5~1ミリ発芽した時といわれています。 まさに「発芽玄米」は、白米の食べやすさと、玄米の栄養をあわせ持った「新しい主食」といえるでしょう。 【ウエットタイプ発芽玄米『発芽美人』】 一般的な発芽玄米(ドライタイプ)は約15%の水分なのに対し、ドーマーのウエットタイプ発芽玄米『発芽美人』は約33%と水分値が多いため、浸け置きしなくてもパサつき感がなく、ふっくらと炊きあがります。 発芽状態の玄米をα化後(柔らかくした後)すばやく脱気包装しています。 1パックごと密封包装した後、加熱殺菌を行うため菌汚染の心配が無く、鮮度が保たれます(賞味期間は開封前製造日より6ヵ月)。 新鮮なお米ですので、開封後は密封で冷蔵保存し、3日を目安に使い切ってください。 【白米・玄米との違い】 |